ちびすけのパパです!
1歳3ヶ月の「ちびすけ」と、ママとの3人暮らし。
毎日、ママと協力して家事育児をしています。
平日は仕事で家の事をママに任せきりの分、僕は、休日の家事や育児を進んで行うようにしています。
得に子育ては、上手くいかない、思い通りにならないことの連続です。
今回は、パパが行う「泣きじゃくり」「グズり」に直面した際の、解決方法について書きたいと思います。
皆さまのお役に立てれば幸いです。関連ページのリンクも紹介しますので、合わせてご覧ください。
この記事の目次
- 関連ページリンク
- 信頼関係づくりが一番!遠回りな解決策でも絶対不可欠!!
- コミュニケーションツールとわかってはいても、辛い!
- 休日は、ママを子育てから開放しよう!
- 子育ては、「仕事」と同じ。
- グズる原因は必ずある。原因をできるかぎり探してあげることに意味がある。
- コミュニケーション手段は増えていく!人間の当たり前ってありがたい!!
- 上手くいかない、思い通りにならない・・・だから子育てはおもしろい
関連ページリンク
上手くいかない、思い通りにならない・・・だから子育てはおもしろい①昼ごはんでの失敗
信頼関係づくりが一番!遠回りな解決策でも絶対不可欠!!
結論から書きます。
泣き止ませの一番の解決策は、親子の信頼関係を築くことです。
「そんな、遠回りな!」「今、困っているのに!」という声が聞こえてきそうですが、体験を伴って、これが一番大事だと自信をもって言えます。
僕は、ちびすけに怒ったことがありません。(ママにはありあすが。)
ママも同じく、ちびすけがどんなに泣きまくっても、ワガママに見える時にも、
たまったストレスや怒りの言葉をちびすけに向けることはありません。(かわりに僕に向けられますが。)
デパートなど公共の場に行くと、同じ子育て世代の(特にママが、)
感情的に子どもを叱りとばしたしたり、怒りの言葉を吐き捨てたりする場面を時々見ます。
・・・かなり辛辣でビックリします。
子育ての大変さと余裕のなさは、僕もよく分かっています。
しかし、同時に「親の感情的な言動に抑圧されて育った子どもの行く末に、
足枷がかかった人生が待つこと」も僕自身の実体験により、よく知っています。
僕は、自分のかわいい我が子を、ただ叱りとばす事はしたくありません。
子どもは、脳の発達段階的にもまだ、大人と同等ではありません。
大人の感情や社会のルールを理解する器もないのですから。
現在、1歳3ヶ月になる「ちびすけ」は、パパが大好きです。(もちろんママも大好きです。)
時にはママが側にいても、パパ追いして泣くほど僕を求めてくれます。
そして、頭をぶつけたり、怖い思いをしたり、
思い通りにいかなくてカンシャクをおこしたりして泣きグズった時でも、
僕が抱き上げれば、安心して泣き止んでくれます。
信頼関係を築くことの大切さは、以下を読んでいただければご理解いただけると思います。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
コミュニケーションツールとわかってはいても、辛い!
日頃の子育てで困ってしまうことの一つが、子どもが泣き叫び続ける時です。
1歳3ヶ月のちびすけは、まだ言葉をたくさんは話せません。(パパ、ママ、バイバーイなど5・6個の意味ある言葉は話せます)
新生児の時から、今に至るまで、意思を伝える多くの手段が、「泣く事」でした。
意思を伝える手段なのだから仕方がないと頭ではわかっていても、実際、全力で泣き続けられるのは辛いものです。
泣き続けるちびすけに対し様々なことを試しても何十分も泣き止まず、少し放っておいたらどうかと試しても泣き止まず・・・声のボリュームが上がる一方になる時があります。
泣く原因がわからない時、何をしても解決しない時は、出口の見えない無限地獄に落とされたような気分になります。
ちびすけが家の中で無限泣き叫びモードになると、僕自身の精神が乱れていきます。
- このまま終わらないのではないかという恐怖。
- 泣き叫びすぎて、息子の脳や体がどうにかなってしまうのではないかという不安感。
- それとも既に脳に異常があるのではないかという疑念。
- 愛情いっぱいに育てているはずなのに、それが伝わっていないのかと思っしまう失望感。
- 息子を安心させられない自分への無力感。
・・・マイナス思考が浮かんでは消えます。
終わりの見えない泣き叫びの最中、マイナス思考のループにハマってしまいそうになることもありました。
特に我が家は、ちびすけが「眠らない子」でしたので、ママも僕も激しい寝不足にも襲われていました。
寝不足と「泣き叫びモード」のダブルパンチです。
泣き叫び感情を爆発させ続ける息子を抱き抱えながら、自分自身も感情が乱れに乱れます。
待望の赤ちゃんだったはずなのに、「無限泣き叫びモード」になると、「辛い、苦しい」しかない状態におちいってしまいました。
休日は、ママを子育てから開放しよう!
僕は、日中仕事があります。
寝不足での仕事もかなり辛かったですが、少なくとも、「無限泣き叫びモード」からは開放されます。
その間、ママは2人きりですので、逃げ場がありません。これは、ものすごくしんどいことだと思います。
また、平日ママがやっている子育てを、休日はパパがやることで、子育ての本当の大変さを夫婦が共有できます。
これは、とても大切な事だとおもいます。
百聞は一見にしかず、百間は一考にしかず、百考は一行にしかず・・・という言葉の通り、やはり人は、行動をともなう経験が大事です。
経験がない事への理解は、イマジネーションに欠け、難しいものです。
「子育てを手伝う」とか甘ったれた事を言っていてはダメです。
それでは、今批判を浴びている「イクメン」から脱することができません。
平日ママがどれだけ大変かは、休日のパパが丸々全ての子育てを担当しないと、わからないのです。
子育ては「仕事」と同じ
子育ては、仕事に似ています。共通点がたくさんあるのです。
- 毎日の決められたタスク(着替え、ご飯、オムツ、風呂、寝かしつけなど)がある。
- 思いがけないトラブル(泣きじゃくり、ぐずり、怪我、病気など)がある。
- トラブルを解決した時の達成感がある。
- 成果に対する評価(プラス評価:子どもの笑顔、マイナス評価:子どものぐずり)がある。
- 一日が終わっても、次の日もある。
こう考えると、専業主婦のママも、平日は大変な仕事をしていることに気付かせれます。
外の仕事には固定の休みがありますが、子育てはエンドレスです。
仕事以上に大変とも言えます。
さらに、「評価」について言うと、
仕事でも、管理職との関係が良好な方が、いい評価が得られやすいです。
それと同じで、赤ちゃんとの関係が良好な方が、笑顔が多く、泣くことが少なくなっていくのです。
赤ちゃんのと関係をよくするのには、出来る限りたくさん時間を共にして、関わり続けるしかありません。
上手くいかないことがあってもあきらめず、しんどくても食い下がって、関わり続けた先で、信頼関係という最高の関係を結ぶことができます。
私はこの1年3ヶ月、平日の夜のほか、休日のほとんどをちびすけと一緒に過ごしています。
辛いこともたくさんありましたが、今ではちびすけからの「いい評価」も増え、楽しい時間になってきました。
1年3ヶ月の子育ての結果、我が家のちびすけはパパっ子になりました。(ママにもべったりですが。)
今では、何かの拍子に大泣きしても、僕が抱き上げると安心して泣き止んでくれます。
ママと同様にパパにも、絶大な信頼をおいてくれていると自負しています。
先程の項目で、百聞は一見に・・・を用いましたが、あの言葉の最後はこうでした。
「百行は一果にしかず」
子育てが初めてである、パパにとって、始めは何も出来なくて当たり前です。
でも、実践を積み重ねることで、いつの間にか当たり前に出来るようになっていることに気づくことがあります。
子育ても仕事と同じく、スキルアップし、「成果を得られる」のです。
さらに、子どもから信頼され、
たくさんすりすりされたり、満面の笑顔を向けられたりすれば、
「やってきてよかった」という充実感も得られるでしょう。
聞いて、見て、考えて、実行して、(その中でトライアンドエラーを繰り返して、)成果を出す。
・・・やっぱり子育ては、仕事と同じだと思います。
グズる原因は必ずある。原因をできるかぎり探してあげることに意味がある。
言葉が話せるというのは、本当にありがたいことなのですね。
「泣くのがコミュニケーションツール」というのは、赤ちゃんの都合です。
泣き方によって、赤ちゃんの要求がわかるという先人の教えもありますが、正直分かりません。(分かったような気になることはありますが。)
既に言葉を操る大人には、かなり酷な状況です。
でも、仕方ありません。この期間は、赤ちゃんの能力に合わせるしかないのです。
特に新生児の時には、意思を伝える手段が「泣く」しかありません。
「赤ちゃんは泣くのが仕事」というのもよく聞く言葉です。
ただし・・・「泣く」の意味が「寝たい」なのか「オムツかえて」なのか、「お腹すいた」なのか、それとも別な何かなのか・・・見極めるのは大変です。
泣いている原因を特定するのは、大変辛い時間です。
しかし、間違いなく
この原因特定の過程の時間は、
育児のスキルアップの時間でもあると思います。
同時に人間としての器を広げるような、自分の成長の時間でもあると思います。
我が子がどうして泣いているのかを見極めようと観察し、必死で考え、
何とかしようと実践を重ねる過程で、子育ての力が向上していきます。
ピンチを乗り切る実戦経験を積むことで、効率のよい育児のやり方を編み出すことができます。
失敗してもあきらめず、育児を続けて経験値が上がっていくと、
- 泣き出してもすぐに対応して、泣き止ませること
- 泣かせてしまう前にも状況に応じた事前防止策を打つこと
ができるようになります。
対応や対策は、経験がもとになる感覚的・反射的なものなので、とにかく経験を積むしかありません。
そして、泣きじゃくりやグズりへの対応や対策は、子どもの命を守り・育む行為でもあります。
小さな命を守り育む過程は、とても価値ある人生経験を積めるチャンスだと思います。
試練を乗り越え、親としても人間としても成長するチャンスでもあると思うのです。
コミュニケーション手段は増えていく!人間の当たり前ってありがたい!!
子どもは日々できることが増えていきます
たとえば食事ですが、ミルクも離乳食も、はじめはずっとそばにつきっきりで食べさせる必要がありました。
今では、つかみ食べを覚え、食事中に少し手が離せるようになりました。
子どもが出来ることが増えると、親も手が離せて楽になります。
まだ箸はもちろん、スプーンもろくに使えませんが、「握って食べる」それだけの行為ができることで、数十秒のフリーハンドタイムが得られるのです。
その間に洗い物をしたり、ただニコニコと食べる姿を眺めたりできます。
コミュニケーション手段も増えています。
たとえば、我が家のちびすけは、指差しや首振りができるようになりました。
ちびすけは今、僕にとってほしいもの、自分が食べたいものを「それ!」と、指をさして伝えてくれます。
また、ちびすけの意思と違うものを僕がつかみ、手渡そうとすると、首をふったり、プンっとそっぽを向いたりして「違うよ」と伝えます。
この指差しと首振りの台頭により、「泣くだけ」の時代が終わりました!
コミュニケーションの手段が広がったことで、ちびすけの意思が格段に分かりやすくなりました。
それにより、「泣きじゃくり」や「グズり」への対策も対応もしやすくなりました。
泣かせることも少なくなりましたし、グズってもすぐにご機嫌を取り直すことができます!
「指をさす」「首を振る」などという原始的なコミュニケーションがこんなにもありがたいものであったとは・・・本当に驚きです!
ちびすけがお話ができるようになるのが、心の底から楽しみです。
上手くいかない、思い通りにならない・・・だから子育てはおもしろい
ちびすけが泣きまくるのには、ちびすけなりの理由があります。
「泣きじゃくり」や「グズり」は、自分の主張を伝えるための手段。
何か、こちらに伝えたいことがあって、泣くのです。
そして、自己主張は、自立の基礎です。
つまり、「泣く」というコニュニケーションは、自立した大人に成長するための第一歩であると思います。
我が家では、ちびすけが泣くことを否定しません。
ママも僕も、ちびすけがどんなにわがままに見えても、不思議とちびすけに対して一度も怒ったことがありません。
(その代わり、溜まったストレスは夫婦喧嘩でぶつけ合って発散していますが・・・。)
おかげで、我が家の親子の信頼関係は、かなり深いものになってきていると自負できます。
マニュアル通りにいったら、育児が大変なものではないはずです。
上手くいかない、思い通りにならないのが育児です。
「どうして泣くの?」「何がダメなの?」と語りかけ、これならどうだ!と暗中模索でも頑張り続ける。
逆境の中で試行錯誤を繰り返すことで、
親として育児のスキルアップをしていくこと
それと同時に人間的に成長していけることが、
子育ての「とてもおもしろいポイント」だと僕は思います。
自分も子どもも成長していく・・・上手くいかないことも、思い通りにいかないこともあるけど、成長を実感できる時も多々ある。
子育てっておもしろいなぁと、思うのです。