ちびすけ誕生物語

「男性不妊症」の検査結果を受け入れて不妊治療を決意する話

ちびすけのパパです

今回は、私達夫婦が体験した不妊治療について

妊娠を望む妻が婦人科に行き始めたことから、私の男性不妊症が発覚しました

現実を受け入れるのに時間がかかりましたが、その後の治療を経て、奇跡的に自然妊娠に至りました

この記事は、私が精液検査の結果を受け入れて、不妊治療を決意するまでの話です

「当時の自分が知っていたら気持ちが軽くなれたかもしれない」と思うような

不妊や不妊治療の情報も折り混ぜていきます

不妊治療に興味がある方、男性不妊症ってなんだろうと思う方に読んでほしいです

役に立つ情報がきっとあるはず!

この記事の目次

  1.  そもそも不妊って?
  2.  妻の妊娠への努力から精液検査へ
  3.  精液検査から、「男性不妊症」の疑い
  4.  受け入れ難い現実(自分の不妊症)との葛藤
  5.  精子の映像から、現実を直視することに
  6.  この記事のまとめ

最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

※ この記事では、世界保健機構(WHO)のマニュアルを参考にします

そもそも不妊って?

私達は、結婚して数年間は子作りを意識していませんでしたので、子どもができていないことをあまり気にしていませんでした。

しかし、

不妊症の定義は、

「避妊しない性行為によって12ヶ月経過しても妊娠にいたらない」

ようなカップルのことだそうです。

ということは、結婚から数年を経た時点で、私達は立派な不妊症だったとも言えます

ちなみに、不妊症に当てはまる夫婦の割合は、

通常のカップルのうち約15%だそうです。

結構身近ですよね

自分が周りにカミングアウトするようになってからは、

「実はウチもそうだったんだ」という話を、わりと聞くようになりました

15%は納得の数字です。

妻の妊娠への努力から、精液検査へ

忙しかった妻の仕事が落ち着き、人生プランを考えはじめました

年齢などをふまえると、第一子を産むなら今でしょ!

という時期に差し掛かりました。

妻が基礎体温をつけ、排卵日などを計算して、タイミングを図りました

それでも妊娠することはなく、妊娠検査薬を毎月無駄にしては、落ち込んでいました

どうしてもこの時期に妊娠したいと考えていた妻は、婦人科に相談に行きました

原因を調べるため、尿や血液の検査をすることになりました

さらに、毎月のタイミングを無駄にしたくないと、

排卵を促すための注射(排卵誘発剤投与)を打ちはじめました。

排卵誘発剤投与とは

女性がお尻から注射器で薬を投与し、

卵子を強制的に大きくして排卵させるという不妊治療です

タイミングを取る際に行うことで、精子と卵子が出会う確率を高め、

妊娠率を上げるために行います

妻曰く、かなり痛い注射のようです。

タイミングの度に、妻は痛みに耐えて投与を行いましたが

数ヶ月試しても、妊娠することはありませんでした

妻の尿や血液検査のデータからも、これといった原因が見当たりませんでした

このあたりから、旦那さんの精液検査をしてみましょうという話になってきていたと思います

妻は、私に精液検査の話を持ちかけました

最初、検査の結果が怖くなり、「やりたくないな」と思いました

しかし、そんな私とは対象的に

妻は、更なる不妊治療に踏み込もうとしていたのです

それは、「子宮卵管造影検査」といいました

子宮卵管造影検査とは

卵管の通りがよくないことも、不妊の原因らしく、X線検査して卵管が通っているかを確かめる検査です

まず、子宮内に管を入れて、風船をふくらませるそうです。(子宮内が圧迫され、吐き気をともなう嫌な痛みがあったと妻は言っていました。)

さらに、腟内にカテーテルを入れ込んで、油性の造影剤を卵管に流します

そして、撮影があります

造影剤を卵管に流すときにも、強い痛みがあるそうです

それほどの事を、妻は経験しました

そして、妻の体には、不妊の原因になるような可能性が一つもないことが分かりました

ついに、私の方に原因である可能性が高まり、精液検査をすることを承諾しました

精液検査から、「男性不妊症」の疑い

自分の精子の色が、一般よりも薄いのではないか・・・

実は、以前からそんな懸念を抱いていました

泌尿器科では、問診とこうがんの触診がありました

そして、精液検査のための専用のカップを渡され、後日 精液を採取して持っていきました

・・・一週間後に、検査の結果がでました

精子の数が少なく、動きもあまり良くないとう

男性不妊症造精機能障害」と診断がありました

男性不妊症とはどんな障害なのか

①造精機能障害・・・「精子形成障害」ともいい、男性不妊の80%以上は これに該当するそうです。

  • 精液中に精子がない「無精子症」
  • 精子がたくさんつくれない「乏精子症」
  • 動きが悪い「精子無力症」
  • 奇形率が多い「奇形精子症」

などなど、人によって症状は様々。複数重なる場合がほとんどです。(私は、乏精子と精子無力でした)

②精路通過障害・・・精子は作られていても、出てこれない

③性機能障害・・・性行為ができない

受け入れ難い現実(自分の不妊症)との葛藤

精液検査の結果は、その日の体調変化にも影響されるらしく

もう一度検査してみることにしました

一度めの検査から数週間後、

再検査でも、結果は ほとんど変わりませんでした

この時期に妊娠を望んでいた妻は、すぐにでも私が不妊治療に入ることを勧めました

しかし私は、検査結果をすぐには受け入れられませんでした

私が納得して自分の不妊治療に舵をきるまでには、もっと根拠がほしいと考えました

妻は、別な泌尿器科でも検査をしてもらうことを提案しました

自宅から少し離れた病院で、さらにもう一度、精液検査を受けました

しかし それでもやはり、

造精機能障害(乏精子症・精子無力症)」という結果に変わりはなかったのです

精子の映像から、現実を直視することに

2つ目の病院の精液検査は、数値データを印字した紙を見て説明されるだけでなく

自分の精液の映像を見ることができました

テレビには、顕微鏡を拡大した映像が写し出され、精液の中の見ることができました

「精子がどのくらい」いるのか、「動きはどうか」を確認できます

映し出されたのは、がらがらに隙間があいた空間を数匹の精子が泳ぐ映像でした

まるで平日の昼頃の下り電車の中のような光景

・・・心なしか車内の乗客はうなだれ、元気がないように見えました

普通、自然妊娠をするためには、精液の中に大量の精子がいる必要があります

ほとんどの精子は、卵子までたどり着くために死滅してしまいます

だから、「たくさんの精子がいること」や「元気に動いている精子が多いこと」

が、妊娠には必要なのです

映像で見た光景は、「男性不妊症」を受け入れるには、充分な現実でした

当時の私は、男性不妊症はレアなものであるという意識がありました

しかし、調べてみるとそうでもないのです

通状の夫婦の15%は不妊症というデータは始めに紹介しました

そのうちの、約半数の夫婦は、男性に原因がある不妊なのだそうです

WHO(世界保健機関)の調査によると

  • 女性のみが原因の場合・・・41%
  • 男性のみが原因の場合・・・24%
  • 男女ともが原因の場合・・・24%
  • 原因が不明の場合・・・・・11%

男性側に不妊の原因があったケースが、全体の48%です。

不妊症と診断された夫婦は、男性に原因があっても全然おかしなことではなかったのです

この記事のまとめ

検査結果を受け入れたものの

不妊治療に向かおうという決意は、簡単には固まりませんでした

「投薬治療」の他、「人工授精」「体外受精」「顕微授精」

自費の治療にかかるお金の問題

病院に通う時間と労力

・・・更なる現実が重くのしかかったからです

 

むしろ、子どもをあきらめて、妻と2人だけで生きていく選択肢も頭に浮かびました(妻には却下されました)

 

あの頃、この記事に書いたような情報が頭にあれば

もっと早く不妊治療を始められたかもしれません

男性不妊は、不妊症の夫婦であれば、特別なことではないのですから

その後行った不妊治療と、奇跡的な自然妊娠については、また別の記事に書きたいと思います

ここまで読んでいただきありがとうございました!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です